4-1 薬を使用しながら乾癬を克服することはできるのか
”うまく薬と付き合いながら乾癬を克服する” は僕にとっては未知の領域!しかし・・・
まずは僕の経験談をお話しますね。
僕はそれまで大量に使っていたドボネックスをいきなりスパっとやめて乾癬克服に挑戦しました。するとお約束のリバウンドです。1週間も経たないうちに全身が真っ赤な象の肌のようになりベロベロと大きな鱗屑が剥がれ落ちるのです。
最初の1ヶ月はどんどん悪くなっていきました。痒みも地獄の苦しみです。2ヶ月目に入ると良くなり悪くなりを小さな振幅で繰り返しながら概ね最悪の状態で現状維持。そして3ヶ月目でようやく状態は良くなっていきました。
僕はリバウンドについての正しい理解と、「乾癬克服は楽しい♪」という強いセルフイメージを持っていたため、この状況に屈することなく突き進むことができ、乾癬を克服できたというわけです。
そうなんです。僕は ”薬に頼ることなく” 乾癬を克服した乾癬患者なのです。
僕は ”うまく薬と付き合いながら” 乾癬を克服した経験がありません。僕にとっては未知の領域です。しかし、うまく薬と付き合いながら乾癬を克服することは可能だと感じています。
なぜならば・・・僕が以前お話した乾癬の概念を思い出してください。
乾癬の概念
乾癬とは長年に渡って体内に蓄積された”毒素”が、皮膚を通して目に見える形となって現れたものである
そしてその乾癬を克服するには以下のa,bが必要とお話しましたよね。
乾癬克服に必要なこと
a.体内に蓄積された毒素を排出(処理)する
b.これ以上毒素を取り込まないようにする
さらに乾癬が消滅する条件は以下のようになります。
乾癬が消滅する条件
「体内で正常に毒素を処理できる能力(解毒能力)」が「体内に蓄積されている毒素量」を上回ったとき乾癬は消滅する
薬を使いながらでもa,bを実行し、乾癬の消滅条件を満たせば乾癬は克服できると僕は考えるわけです。
あなたは本当に乾癬なのでしょうか?
ちょっと心配なこともあるので付け加えておきます。例えばステロイドの使用過多によるステロイド皮膚症を発症している場合、ステロイドを使用しながら乾癬を克服するのは難しいでしょう。 このような場合の対処については準備編5「ぶっちゃけ話 僕ならこうする!」に記載しておきます。
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