2-7乾癬克服が楽しくなるセルフイメージを構築する4つのステップSTEP1
ここからは、乾癬克服が苦ではなくなるセルフイメージづくりを4回にわたってお話します。
これを実行することによって、知識をせっせと集めるばかりでなんの行動も起こさず医者のいいなりで戦う気力を失った乾癬患者から、今すぐ自分の力で行動を起こし自分で未来を切り開くスーパーサイヤ人並みのパワーMAX乾癬患者へと変身することができます。
最初のステップは心の中のドロドロを全て吐き出すステップです。具体的には過去の経験・体験を振り返っていただきます。
苦しみ、不安、恐怖、怒り、悲しみ、恨み、絶望、孤独、嫉妬、不信、後悔・・・
乾癬患者さんの全てが心にドロドロとしたマイナス感情のセルフイメージを持っているはずです。
僕たちはなぜこのような感情を持つようになってしまったのでしょうか? そこには、そんな感情を持つに至った体験・経験があるはずです。 そのような経験を全て書き出してみましょう。
例えば僕の場合・・・※時系列はバラバラです。思いついたまま書いてみます。
- 1.最初に受診した皮膚科で「乾癬は贅沢病!贅沢ばっかりしてるからこんな風になる」と言われた
- 2.同じくその皮膚科で何の説明もなくステロイドを渡された
- 3.別の皮膚科で汗と乾癬の関係を力説するも軽くスルーされた
- 4.全く乾癬がよくなっていないのに同じ薬を出し続けるだけの医者
- 5.しかも、僕の乾癬を診察もせずに(僕は服を脱いでいない)処方箋を出す
- 6.顔・頭の乾癬を隠すための長髪をバカにされた
- 7.恋愛はあきらめた
- 8.夏なのに長袖、長ズホンなので周りからジロジロ見られる
- 9.部屋中に散乱する鱗屑を掃除しながら悔しくて泣いた
- 10.鱗屑が風呂場の配管につまって泣けてきた
- 11.病院費用で経済的に苦しい
- 12.乾癬患者の真の苦しみを理解できる人がいないので常に孤独を感じる
- 13.体中が痒くて眠れない
- 14.痒くて仕事に集中できない
- 15.朝起きると体中が血だらけ
- 16.通院のために有給休暇をあっという間に使い果たす
- 17.掻いてはいけないと思っているのに風呂場で掻きむしってしまう
- 18.人に手や顔を見られたくないのでいつも腕を組んで下を向いている
- 19.次々と強いステロイドを使い続けることへの恐怖
- 20.会社の健康診断で裸になるのがイヤだったので毎年検診の日はズル休み
- 21.黒いイスに座るとパラパラと落ちた鱗屑が目立つので座れない
- 22.黒い靴を履くと靴の甲の部分が鱗屑で真っ白に見える
- 23.袖口から落ちた鱗屑をそっと掃除してくれた同僚を見て自分は迷惑ばかりかけていると感じた
- 24.毎日3時間は薬を塗るのに費やす
- 25.「うわっ!ゾンビ」と見知らぬ子供に言われた
書いているとなんだかスッキリします♪書くという行動が大切なんですね。
書き出すことで心の中のドロドロを過去の経験と共に紙へ引越しさせるんです。
あなたも必ず実行してくださいね。20くらいはあっという間に書けるはずです。
STEP1ではもうひとつ大切な儀式があります。自分の乾癬の写真を撮ってください。
できれば全身くまなく。それが苦痛ならば症状がひどい部分のみを数箇所ピックアップして撮影してください。
これには2つの意味があります。
1.乾癬克服に挑戦する前の現状を記録しておく
自分の乾癬を毎日見ていると良くなっているのか悪くなっているのかがわからなくなってきます。なので客観的事実として画像を残しておくのです。(僕はこれをしなかったがために、随分苦労しました)
2.自分の分身を作る
イヤなものは自分の分身に任せるイメージを持つことが大切です。撮影した写真はあなたの分身です。辛い乾癬は分身の方に受け持ってもらいましょう
以上でSTEP1は終了です。紙と写真はひとつに束ねて目の届かない場所に保管しておきましょう。
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