7-2 乾癬は克服期間に比例して消滅していくのではない
僕が乾癬克服に成功して初めてわかったことがあります。
それは ”乾癬は克服期間に比例して徐々によくなっていくのではない” ということです。
僕は3ヶ月ほどで克服に成功したのですが、中間地点である1ヵ月半後に5割程度の良化が見られたかというと全然そんなことはありません。その頃はといえばスタート時よりも明らかに悪化しており、鱗屑もひどく真っ赤な象のような肌でした。
乾癬克服の兆候(後述)が現れ始めたのは3ヶ月目に突入してからです。そこからは日に日に良くなっていくのが実感できました。
イメージ的には ”乾癬がよくなる兆候はなかなか現れないが、一度、克服の兆候が現れるとそこからは一気によくなっていく” といった感じですね。
乾癬克服期間の内、最初の2/3以上は乾癬が悪化するか悪い状態のまま現状維持する期間であると認識しておくと厳しい食事制限も根気よく続けることができるのではないでしょうか。
乾癬の症状と克服期間の経過グラフ
克服挑戦中の乾癬の症状は赤線のような経過をたどる。(青線のような経過をたどることはありません)
悪化期(aまで)
停滞期(a~b)
回復期(b以降)
※悪化期と停滞期で克服に要する期間のほとんどを占める。そして回復の兆しが見え始めるとそこから一気に乾癬が消滅する。
青線のような経過をたどらない理由
これは、僕が以前お話した”乾癬の概念”を用いれば説明ができます。以下に抜粋しますね。
乾癬の概念
”乾癬とは長年に渡って体内に蓄積された”毒素”が、皮膚を通して目に見える形となって現れたものである”
そして乾癬が消滅するには以下の条件が必要です
”体内に蓄積されている毒素量 < 体内で処理(解毒)できる毒素量”
裏を返せば、 食事制限や腸の改善などを続けて、あなたの体内から毒素が排出され続けているとしても
”体内に蓄積されている毒素量 > 体内で処理(解毒)できる毒素量”
である限り、あなたの体は皮膚に乾癬をつくり続けて毒素を体外に排出しようとするからです。
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