3-1乾癬克服の失敗パターン1 アウトプットが足りない
アウトプットとは ”実行する” という意味です。一方、情報を収集することを ”インプット” と称します。
乾癬患者に限らず、なにか問題を抱えていてそれを解決できない人の大半はインプットばかりでアウトプットが全然足りないです。
なぜアウトプットが足りなくなるのか?・・・これには5つの理由があります
1.結果を急ぐ
1~2週間で結果を求めようとする急ぎすぎる人達です。彼らはその期間を過ぎるととたんにヤル気をなくして辞めてしまいます。
こんな失敗をしないための事前対策
僕が以前お話したことを肝に銘じておくべきです。以下に抜粋しておきます。
”全身を覆う乾癬から1日でも早く脱出したい気持ちは死ぬほどわかります。
でも・・・正当なる努力!正当なる努力をしなきゃダメなんです。途中でやめちゃダメですよ。
乾癬になるのも時間がかかる=それを克服するのにも時間がかかると考えるのが自然です。
「手っ取り早く」あるいは「楽する」ことを考えていては乾癬は克服できないということです。”
2.他のノウハウに目移りしてしまう
いわゆるノウハウコレクターと呼ばれる人たちです。
彼らは情報を収集しただけで乾癬を克服した気になり、結局なにも実行しません。アウトプットよりもインプットの方が圧倒的に楽なのです。彼らもまた「楽する」ことを考えている人々といってよいでしょう。
こんな失敗をしないための事前対策
情報の入手元は1つに絞り、その他一切の情報を遮断しましょう。もっというならメンター(指導者、師匠)を見つけ、その人について行く覚悟を決めることです。
3.楽にできるように自分でアレンジしてしまう
自分に都合の良い情報だけを抽出し実行する人達です。
彼らは利口で悪知恵が働きます。もし僕が「野菜と果物をたくさん食べましょう」と言えば、彼らは大好きな果物ばかりを食べてしまうはずです。もしかすると拡大解釈してオレンジシャーベットも食べ始めるかもしれません!
彼らもまた「楽する」ことを考えているのです。個々の事情に応じてやりかたを変更することはありますが、彼らのやっていることとは意味が異なります。
こんな失敗をしないための事前対策
自問自答してみてください。
「あなたはなんのためにここにいるのか?オレンジシャーベットを食べることを正当化する理由を探すため?それとも乾癬を克服するため?」
4.克服のきざしが見え始めたとたん、元の食生活に戻ってしまう
乾癬が良くなる方法があるとわかるとそれを後回しにする人達です。
彼らはきっとこう思っているはずです。「乾癬は克服できるんだ!じゃあ、今はまだ乾癬のままでいい。好きなものを好きなだけ食べたいんだ!」
彼らは忘れっぽい人たちなのかもしれません。数ヶ月前のひどい乾癬に犯されていた自分の姿を忘れてしまったのでしょうか?
こんな失敗をしないための事前対策
最終仕上げの段階で「食」の誘惑に負けてしまう残念な失敗パターンです。
厳しい食制限は一生続くわけではありません。あと少し頑張って乾癬が克服できれば食制限は一定の範囲内で解除されるのです。このことを忘れないで下さい。
システム的対策を講じるのであれば、食べてはいけないものは家の中に置かないようにすることが有効です。
5.させられていると感じてしまっている
自分で戦おうという気力がない人達です。
彼らは誰かに乾癬を治してもらおうと考えています。その結果、自分でやっているのではなく僕にやらされていると感じてしまっているのです。
乾癬克服にはたくさんの決まりごとがあります。この決まりごとを守るのは僕ではなくあなたです。この決まり事を僕に強制されていると思ってしまうとやはり続かないでしょう。
こんな失敗をしないための事前対策
禅修行でも空手でもなんでもして根性から鍛えなおすべきです。
彼らは戦う前に負けてしまっているのです。戦う気のない者が勝利をつかめるわけがありません。
僕は自分の力で戦う意志のある乾癬患者さんを全力でサポートしたいのです。なので、僕になんとかしてもらおうなんて思っている他人任せの人達とはお付き合いしたくないですね。彼らのマイナス感情が僕に悪影響を与えますので。
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