腸の不調と乾癬の関係

【乾癬克服ブログ】腸内環境の改善で乾癬を克服した男のブログ

便秘・下痢の解消の秘訣と乾癬克服との関係


腸の不調と乾癬の関係

ここ20年で急激に患者数が増加している慢性疾患といえば、真っ先に連想するのがアトピー、乾癬、アレルギーです。ガンのように命に関わる病気ではないものの、昔に比べてこれらの症状で悩む人は格段に増えています。

 

実はこれらの症状には関連性があり、便秘を解消することが改善に繋がるのです。と言うことは、乾癬を治したいなら便秘を解消しなければならないわけで、ここでは便秘の解消方法と、これらの症状の関係について説明していきます。
※補足 便秘を解消すれば即、乾癬が改善するわけではありません。便秘改善後、正常な体内毒素の処理サイクルができるまでには1~6ヶ月程度の時間がかかります

 

便秘と乾癬の関係

一見無関係に思えるこれらの症状ですが、便秘と乾癬にはある共通点があります。それは、どちらも腸内環境の悪化が招いているということです。いや、そもそも腸は身体の免疫機能の大半が存在する場所なので、これら2つと言うよりは、あらゆる病気が腸内環境の悪化と関係していると言っても過言ではありません。

 

腸内環境の悪さが腸の働きを鈍くさせ、排泄という大切な行為に支障をきたします。それによって便秘を招き、不要な便が腸内に蓄積されることで腸はさらに汚れます。一方、乾癬の要因とされているIgE抗体は腸内に存在しています。腸内環境が乱れることでこの抗体の数値に異常をきたし、その結果乾癬が引き起こされるのです。

 

何度病院に行っても乾癬が治らない人は、もうこれで治らない理由が想像できると思います。そう、乾癬はこうした腸の問題によって引き起こされる症状ですが、病院で処方される薬は乾癬の痒みや炎症を抑えるためのものだからです。

 

痒みや炎症が発生した時、確かに薬によってこれらは解消されます。しかし、その薬は腸とは何の関係もないですし、腸内環境を改善させなければ乾癬は治りません。言ってみれば、病院の薬はいざ症状が起こった時にそれを抑える一時しのぎにしか過ぎないわけで、肝心の症状自体を引き起こさないようにするためには、腸内改善が必須です。そして、腸内改善が実現すれば、便秘はもちろん乾癬も大幅に改善します。

 

マグネシウムとオリゴ糖

便秘解消に関わる栄養を挙げると、マグネシウムとオリゴ糖が該当します。マグネシウムはミネラルウオーターに含まれており、便の源となる食べ物のカスを柔らかくしてくれます。こうして水分を含むことで便も柔らかくなり、スムーズに排泄できるようになります。

 

ちなみに、マグネシウムを含む食べ物は海藻、玄米、緑の野菜などです。これらの食べ物を見てみると、ファストフードなどでは決して食べることができないものばかりですし、コンビニ食を愛用している人が便秘になりやすいという事実にも納得できます。

 

一方、オリゴ糖は腸内の善玉菌のエネルギー源であり、摂取することで善玉菌が増えます。それが便秘や下痢の解消に繋がるのです。オリゴ糖を摂取できる食べ物はバナナ、リンゴなどがあります。

 

便秘解消は乾癬克服への第一歩

乾癬克服のためには腸内環境を改善することが必須だと、今まで何度も何度も説明してきました。では具体的にどうすれば腸内環境を改善させられるかですが、これには薬も裏技も存在しません。唯一の方法は、食生活を中心にふだんの生活習慣自体そのものを改善することのみです。

 

とは言え、一度に全てを改善することは不可能でしょうし、それがストレスになってしまえば、それはそれでまた腸に悪影響を及ぼします。もし、あなたが食生活の改善ができずに悩んでいるのであれば、まずは腸に溜まった不要なものを取り除くことから考えていきましょう。

 

言うまでもなく不要なものとは便であり、最初の目標は便秘・下痢の解消です。その目標が達成できた時、今度は本格的に食事改善に取り組んでみてください。そうすれば、長年悩まされた乾癬克服も現実のものとなるでしょう。つまり、便秘・下痢の解消は乾癬克服に向けた第一歩となるのです。

 

あなたが仕事でミスを犯した時、そのミスを訂正するだけではなく、なぜそのミスが起こったのか?いわばミスが起きた要因を考えて対処していると思います。

 

これは身体の健康にも全く同じことが言えるわけで、乾癬で悩むなら症状を抑えるだけではなく、なぜ乾癬が引き起こされたのか?その要因を考えて解決しなければなりません。

 

その答えとなるのが腸であり、腸内改善こそが、乾癬の要因を解決することになるのです。

 

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