「日頃の免疫を正常に機能させるための心掛け」が数ヶ月後の乾癬の状態に違いをもたらす

【乾癬克服ブログ】腸内環境の改善で乾癬を克服した男のブログ

乾癬を今すぐ良くしたいと思っている人に言いたいこと


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人によって免疫バランスの良し悪しには違いがありますが、これは個人差やランダムで生まれる差ではありません。
免疫力が高い人(=免疫バランスが良い人)は、免疫の力を最大限に発揮できる環境を身体が作りあげているからです。
では、どうすれば私達の身体を免疫にとって理想の環境にすることができるのでしょうか?

 

それには二つのことを心掛ける必要があります。

  1. 免疫を支配している自律神経のバランスを保つこと。
  2. 免疫細胞が多く存在する腸内環境(特に小腸)を改善すること。

これら二つの条件が揃った時、私達の身体は良好な免疫バランスを味方につけることができるのです。

 

この良好な免疫バランスが保たれた状態が数ヶ月継続できてはじめて、乾癬の状態は良くなっていくのです。
乾癬患者さんの中には、「いますぐ乾癬の痒みから開放されたい」、「乾癬性関節炎による腫れあがった足首を今すぐなんとかしたい」などと、相談される方が多くいらっしゃいますが…

 

残念ながら、乾癬は今すぐなにかをすれば今すぐ良くなる病気ではありません。
当然ですよね、このページをご覧のあなたは、きっと何年も乾癬に苦しんでいますよね?
何年間もあなたを苦しませている病気が3日で治るわけありません。

 

でも、確実に言えることがあります!それは…
今、あなたが行っている正しい努力は数ヵ月後に必ず報われます。
ただ、それがいつなのかはどんな乾癬の名医であってもわからないでしょう。

 

自律神経が免疫を支配する

自律神経は免疫機能を支配する立場であり、会社に例えるなら自律神経は社長で免疫細胞は社員です。
社員の動きを社長が支配する以上、社員の働きは社長がいかに優秀かで決まります。
そして、自律神経という名の社長の手腕は、交感神経と副交感神経のバランスで決まるのです。

 

交感神経が優位になりすぎると、それが炎症や組織崩壊といった症状を引き起こしますし、それに対して副交感神経が過剰に反応しすぎると、倦怠感や無気力感に覆われてしまうのです。
特に交感神経は緊張やストレスなどであっという間に優位になる特徴を持っています。

 

このため、ストレス社会の現代では交換神経が優位になるケースが多く、だからこそ「副交感神経を優位にすべき」という解説が聞く機会が多いのです。
こうしてバランスを失った状態の自律神経では、社長として相応しい手腕を到底発揮できません。
※乾癬患者は交感神経が優位な状態になっている方がほとんどです

 

そんな社長に支配された状態では、社員である免疫細胞も充分な仕事ができなくなります。
つまり、自律神経と免疫細胞は支配する者と支配される者の関係であり、支配する者のバランス状態が乱れることで、支配される者の能力も低下してしまうのです。

 

腸内環境が免疫の力を変化させる

上記で自律神経を社長、免疫細胞を社員に例えましたが、同じ例えを使うなら、小腸はオフィスです。
何しろそれは、体内の免疫細胞のおよそ6~7割が小腸に存在しているからです。

 

さて、社員である免疫細胞が能力、すなわち正常な免疫機能を発揮できるかどうかは社長次第と上記で話しました。
しかし、それ以外にもう一つ重要なポイントがあります。それは働く環境、つまり小腸の環境です。
これは私達の仕事生活を想像すれば納得できると思います。

 

例えば、事務職の社員がいい仕事ができるのは、社内にそれだけの環境が揃っているからです。
いくら能力の有る事務員でも、社内にPCもデスクもなければ仕事すること自体不可能だからです。
さらに、気持ちよく仕事をするにはゴミのない清潔な作業環境や、適度に明るい照明、空調設備なども必要でしょう。

 

つまり、社員が仕事をするためには、何より仕事できる環境が整っていなければならないわけです。
これと同じで、免疫細胞が気持ちよく働くためには免疫細胞が集まる環境を整える必要があり、それが小腸なのです。

 

腸内環境の悪化は、前述した会社の例で言うなら汚れたボロボロのオフィスと同然です。
これでは免疫細胞も本来の力を発揮できないですし、それどころかむしろダメージを受けてしまいます。
免疫を正常に機能させるためには、免疫細胞が棲む環境を綺麗に整える必要があるということです。

 

乾癬のつらい症状で悩む人へ

ここで説明してきたことは、いずれも免疫機能を正常に発揮するための重要なポイントです。
このポイントは乾癬の改善に直結します。

 

現代では、食生活の乱れやストレスにさらされる機会が多く、昔に比べて乾癬を発症すいる方が急増しています。
乾癬は病院の治療では根本完治が難しいのが厄介です。
しかし、今回紹介してきたことを意識すれば、これらの完治も目指せるのです。
と言うのも、乾癬の要因は腸内環境の悪化、免疫機能の過剰(異常)な働きにあるからです。

 

自律神経のバランスを整えることは免疫バランスを正常に高めることになりますし、腸内環境を整えることは、乾癬の要因を除去することになるのです。

 

終わりに

いかがでしたか?
自律神経のバランスは、リラックスなどのセルフケアで整えることが可能です。
難しいのは腸内環境を整えることで、これは生活習慣自体を変えなければなりません。
皮膚にステロイドを塗っても自律神経は改善しませんし、腸内環境も良くなりません。

 

食生活を含めて腸内改善を行い、腸を浄化させることで綺麗な腸を取り戻すことができます。
それは容易ではないものの、実践することで乾癬を克服できるのです。

 

「今、やっていることは未来の自分のため!」
こう思いながら、乾癬が消え去った未来の自分を想像し、地道な努力を続けた人だけが、乾癬の苦しみから脱出できるのです。

 

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